蚊が吸った血で犯人特定=DNA鑑定を研究−名古屋大

 蚊が吸った血液から犯人を割り出す研究が名古屋大で行われている。3
 吸血から2日以内なら、DNA型から個人を特定できる可能性があるという。
 現場で知らずに蚊に刺され、逮捕に直結すれば犯人には脅威となる。
 研究グループの山本敏充・名大大学院准教授(法医学)は「犯罪抑止につながれば」と期待を語る。

 研究は、夏場の屋内の事件現場で蚊を採取するケースを想定。蚊は現場で犯人の血を吸っている可能性があるという発想だ。

 研究者自身が蚊に血を吸わせて行ったことは過去にもあったが、感染症の懸念から本格的な研究は困難だった。
 今回は「KINCHO」ブランドで知られる大日本除虫菊(大阪市)の協力を得て、同社の研究所で卵から育てた無菌状態のヒトスジシマカとアカイエカの提供を受けた。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017081100398