男性が「生きづらい」と感じるのは、男性の生き方に対するイメージと現実との間にギャップがあるからだ
従来、男性の生き方は仕事一辺倒が当たり前とされ、高度成長期以降、正社員として就職し、一家の大黒柱として家族を養うことが「男らしさの象徴」として定着してきた
だが、低成長の時代を迎え男性の稼ぎだけでは生活できなくなる状況が生まれた

現代では、社会が男性に求める理想像から多くの男性がかけ離れてしまっている

そこに男性のつらさや苦しみがある
社会は男性に力強さを求めるから、弱みも見せられない
見えもあって弱音を吐けず、人に悩みも相談できない
情けない理由で涙を流すことさえ許されていない
男性の生き方を根本的に見直し、もっと自然に自分をさらけ出せる社会になればいいのではないか