宇宙人A「地球に住む日本人はロクに仕事もせずパチンコに夢中だそうです。」

宇宙人B「パチンコとは何だ?」

宇宙人A「ネズミを使った実験なのですが、ネズミをボタンを押すと必ず餌が出てくる箱に入れます。
     それに気がついたネズミはボタンを押して餌を出すようになります。」

宇宙人B「ふむ」

宇宙人A「ネズミは食べたい分だけ餌を出したら満足し、腹が減ったら、また箱のところに戻ってきます。」

宇宙人B「ふむ」

宇宙人A「ボタンを押しても箱から全く餌を出なくなるとネズミはその箱に興味をなくします。」

宇宙人B「ふむ。当然だな」

宇宙人A「しかし面白いことに、ボタンを押して餌が出たり出なかったりすると、ネズミは一生懸命そのボタンを押すようになります。」

宇宙人B「ふむ。興味深いな」

宇宙人A「餌が出る確率をだんだん落としていき、滅多に出なくしてもネズミは一生懸命ボタンを押し続けるそうです。
     餌が出る確率に一定の偏りや連続と集中を持たせることで、狂ったようにボタンを押し続けさせることも可能だそうです。」

宇宙人A「これを日本人に応用したのがパチンコだそうです」

宇宙人B「ネズミは餌だが日本人は金なわけだな。実に救いがたいな…」



スキナーボックスによるネズミのレバー押し実験
Conditioned suppression of a rat's lever pressing
https://www.youtube.com/watch?v=ZlZekx1P1g4