>>163
一般会計と特別会計はお互いに貸借りしていたして「重複」している部分があり、
その重複部分を取り除いた『純計』が日本の財政の本来の姿と言われている。

2014年の当初予算の『純計』(237.4兆円)をみると、
その中で一番多いのは『国債費』、
つまり、借金の返済分で91.4兆円、全体の「39%」を占める。

次に多いのは、年金、医療、介護、生活保護などの『社会保障関係費』で、
78.6兆円、「33%」。

なので、国債費と社会保障関係費だけで170.0兆円となり、
当初予算の純計の「72%」に達している。

そして、その他諸々の予算は残りの28%の中から出されている。

*2020年の後辺りから、次第に国の借金が雪だるま式に膨らみ始める。

国の借金が現在でも1000兆円を超えて膨大なので、
その膨大な借金に金利に付き、借金の総額が増えて、
その増えてしまった借金にまた金利が付いて、また借金の総額が拡大する
という「悪循環」に入って行くため。

そして2050年にはGDPの500%を超えてしまう。
(現在のGDPで換算すると、2500兆円)

○国の財政の40%も『借金の返済』が占めているし、
日本政府のシミュレーションでも国の借金は2020年辺りから膨張して行くので、
『増税で歳入を増やし、歳出カットで歳入を減らして行ったほうが良い』と思う。