0001みつを ★
2017/08/14(月) 13:27:04.87ID:CAP_USER9長崎県平戸市で、祖先の供養と五穀豊じょうを願って鐘と太鼓を打ち鳴らしながら踊り子が舞う伝統行事「平戸のジャンガラ」が行われています。
400年以上前の江戸時代から伝わる「平戸のジャンガラ」は、鐘の音が「ジャン」太鼓の音が「グワラ」と聞こえることが名前の由来とされ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
毎年、お盆の時期に平戸市の9つの地区で行われていて、このうち野子地区では14日、30人余りが参加して初盆を迎えた家などを回りました。
踊るのは小学生から中学生までで、垂れ幕のついた独特の花がさをかぶった7人の踊り子が鐘の音に合わせて太鼓を鳴らしながら飛び跳ねるように踊ります。そして、周りの大人たちが笛を吹いて豊作と先祖の供養を願いました。
初盆を迎えた家の60代の女性は「亡くなった父のために踊ってもらってうれしいです」と話していました。参加した中学3年の男子生徒は「緊張しましたが、練習どおりに踊ることができました。地域の文化がこれからも続いてほしいです」と話していました。「平戸のジャンガラ」は、今月18日まで平戸市内の各地区で行われます。
8月14日 13時19分