渡辺淳さん86歳(わたなべ・すなお=洋画家)14日、心筋梗塞(こうそく)のため死去。葬儀は17日午前10時、福井県高浜町下車持46の7の1のJA葬祭西部やすらぎホール。自宅は福井県おおい町川上93の33の2。喪主は長男満(みつる)さん。

佐分利村(現おおい町)生まれ。高等小学校卒後、炭焼きや郵便配達をしながら、セメント袋などをカンバスに絵を描き始めて日展などに入選。同町出身の作家、故水上勉さんから「若狭がうんだ農民画家の第一人者」と評され、水上作品の装丁や挿絵を多く手掛けた。

http://mainichi.jp/articles/20170816/k00/00m/040/035000c