都心部(東京23区)の高級マンションが売れている。

不動産経済研究所が15日発表した7月のマンション発売戸数は、前年同月比42・3%増の1863戸と大幅に増えた。ただ、神奈川県や千葉県などでの発売戸数は落ち込んでおり、二極化が鮮明となっている。

 ◆「億超え」完売 

回復基調を牽引けんいんするのは、販売価格が1億円を超える「億ション」など、都心の高額物件だ。富裕層を中心に、利便性や資産価値の高い高級マンションへの需要は堅調という。
三井不動産が1月に発売した千代田区のマンション(1戸当たりの平均価格約1億8000万円)や、東京建物が5月に発売した渋谷区のマンション(同約1億2000万円)は、ほぼ即日完売するほどの人気だった。

7月はこうした高額物件の発売が相次ぎ、1戸当たりの平均販売価格は7379万円に達した。「湾岸など人気エリアの物件は、引き続きよく売れている」(東急不動産の大隈郁仁社長)という。

高層マンションが立ち並ぶ東京・豊洲の湾岸エリア(読売ヘリから、3月撮影)
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首都圏のマンション発売戸数と平均価格の推移
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2017年08月16日 07時16分
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