8/17(木) 19:50配信 時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170817-00000095-jij-asia
 【シドニー時事】オーストラリアの研究者らは16日、ピーナツアレルギー克服に道を開く可能性がある治療法を開発したと発表した。

 ピーナツアレルギーは、死に至るアナフィラキシーショックを引き起こす恐れがあり、関係者には朗報となりそうだ。

 メルボルンの小児医療研究所マードック・チルドレンズ・リサーチ・インスティチュートが臨床試験を実施。
ピーナツアレルギーを持つ子供たちに1年半にわたり、免疫強化の効果があるとされる乳酸菌の一種
「ラクトバチルス・ラムノサス」と少量のピーナツを徐々に量を増やしながら摂取してもらった。

 その結果、被験者の82%がピーナツ耐性を獲得。耐性を持った子供の8割は、
臨床試験終了から4年が経過した今でも、ピーナツを問題なく食べられるという。