亀田製菓(新潟市)の柿の種が、国際宇宙ステーションに長期滞在する宇宙飛行士用の
「宇宙日本食」として宇宙航空研究開発機構から認証された。米菓では初めての認証という。

 柿の種の発売50周年を記念し、3年かけて開発した。無重力でも飛び散らないよう、
何度も開け閉めできる特殊なパックに入れた一品だが、市販予定はない。

 原料や味付けは市販品と同じで、柿の種とピーナツの比率も「6対4」のまま。
無重力空間では味覚が鈍るとされ、味を濃いめにした宇宙食もあるが、
担当者は「6対4は長年の試行錯誤で得た黄金比率。宇宙であろうと不動です」。【南茂芽育】

毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170818-00000087-mai-soci
画像 専用のパックに入った宇宙用柿の種=亀田製菓提供
https://amd.c.yimg.jp/amd/20170818-00000087-mai-000-2-view.jpg