ニュージャージー州は、2012年にTNR、地域猫を合法化した州法を見直し、野良猫は狩猟駆除に転換する方針を表明しています。
ポイント・プリーザント・ビーチの事件も、ニュージャージー州の方針転換の一因かもしれません。

アメリカでは狂犬病が恐れられており、野良猫と外飼い猫はリスクファクターとされています。
紹介したニュージャージー州ポイント・プリーザント・ビーチの事件以外にもフロリダ州やニューヨーク州で猫から狂犬病が感染し、
人が死亡した例は多数あります。
そのためにアメリカでは、野良猫を撲滅させるための、
飼い猫の登録、室内飼い、狂犬病ワクチン接種を罰則付きで義務付けている自治体は多数あります。
野良猫に給餌することを厳しい刑事罰で処罰する自治体が多いのです。
餌やりを最高90日間の懲役刑や高額な罰金で罰する条例は多数あります。