早くも新米出荷…近江米、和太鼓に見送られ
読売新聞:2017年08月23日 07時45分
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今年産近江米のトップを切って出荷されるハナエチゼン(滋賀県高島市で)


 早場米の産地として知られる滋賀県高島市今津町で22日、今年産近江米のトップを切って、極早生(わせ)品種ハナエチゼンの新米2000袋(60トン)が出荷された。

 計455トンの出荷が見込まれており、主力品種のコシヒカリが出回る9月中旬頃まで、新米市場の主役を務める。

 猛暑が続き、台風5号の影響も心配されたが、この日の検査では平年をやや上回る作柄で、全量1等米と格付けされた。

 「近江米新米第1号」の横断幕を掲げたトラックに次々と積み込まれた新米は、滋賀レイクスターズの試合を彩る「レイクスチアリーダーズ」のパフォーマンス、地元の和太鼓グループ「近江葦海太鼓」の演奏に送られて出発。
JA今津町によると、同日夕以降、県内の量販店に並ぶほか、一部は京阪神の消費者にも届けられるという。