大阪市教育委員会は学校でのいじめが重大な事案になることを未然に防ぐため、弁護士などの専門家でつくる「いじめ対策委員会」を設置することを決めました。

 大阪市教育委員会によりますと、これまで学校だけでの解決が難しいいじめの重大事案が発生した場合、その都度第三者委員会が設置され解決にあたることになっていましたが、いじめの重大事案を未然に防ぐ組織が必要だという提言があったことから、弁護士や警察OBなどで構成される常設の「いじめ対策委員会」を設置することを決めたということです。

 委員会の設置によって、これまで行われていなかった学校との定期的な情報共有や、学校の依頼なしでの実地調査も行えるようになるということで、大阪市教育委員会では年内の設置を目指すとしています。

http://www.mbs.jp/news/kansai/20170824/00000025.shtml
08/24 07:58