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2017/08/25(金) 06:06:54.23ID:CAP_USER9文部科学省は来年度から、北極海の観測調査用の砕氷船を初めて建造する方針を固めた。
これまで氷に阻まれて入れなかった海域や時期にも調査を広げ、地球温暖化の影響解明などに役立てたい考えだ。建造費約340億円をかけ、2020年代前半の完成を目指す。
北極付近の温暖化は地球全体の2〜3倍の速さで進んでいるとされ、詳しい調査が急務となっている。だが、北極海の観測調査に使われている海洋研究開発機構の研究船「みらい」は砕氷能力がほとんどなく、日本の調査は氷の少ない8〜10月に集中していた。
新たな砕氷船は全長120メートル。厚さ1メートル以上の氷を砕き、1年を通じて観測できる。乗組員は90人の予定。気象観測用のレーダーなど、みらいと同水準の観測機器を備えるほか、高性能の無人探査機も新たに装備し、船内の実験室や分析装置も充実させる。氷や海水、海底の堆積たいせき物などを採取・分析することで、温暖化で海氷が解けるメカニズムの解明や、生態系の変化の把握を目指す。
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http://yomiuri.co.jp/science/20170824-OYT1T50023.html
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