奈良県警桜井署は24日、桜井市粟殿の路上で10日に起きた強盗事件が、同市のアルバイト男性(17)による虚偽通報だったと発表した。同署は軽犯罪法違反(虚偽申告)容疑で調べている。

 同署によると、男性は「自転車で帰宅途中、自転車の男に金を奪い取られた」などと通報、現金5千円を奪われたと説明していた。付近の防犯カメラなどからも通報内容が確認できず、改めて話を聞いたところ、22日に虚偽通報を認めたという。男性は「たくさん警察官が来てしまい、嘘をつけなくなった」などと話しているという。

配信2017.8.25 07:36更新
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/170825/wst1708250017-n1.html