福岡県の小川洋知事(68)が肝臓に見つかった腫瘍(しゅよう)を取る手術をするため、今月末から東京都内の病院に入院する。自身が25日夕に記者会見して発表する。

 県関係者によると、検査で肝臓に小さな腫瘍が見つかり、摘出して悪性か良性かを調べる。小川知事は、28日に九州北部豪雨の復旧・復興支援を要望するため、関係省庁を回り、29日から入院する予定。

 入院期間は2週間程度の見通し。9月11日に開会する県議会9月定例会では、九州北部豪雨の復旧・復興費を盛り込んだ一般会計補正予算案などが審議される予定だが、小川知事は、入院や療養が長引けば、提案理由の説明や代表質問などは欠席することになりそうだ。

 服部誠太郎副知事が職務を代行する。

配信2017年8月25日10時32分
朝日新聞デジタル
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