秋の味覚の代表格、国産マツタケが25日、福岡市中央区の岩田屋の店頭に並び始めた。猛暑でマツタケの収穫が遅れた昨年に比べ、今年は約3週間早いという。価格も1箱あたり2万円ほど安い。
 入荷したのは岩手県産のマツタケ。1箱4本入り(約170〜200グラム)で、税込み3万8千円だ。昨年は気温が高かった影響でマツタケの生育が遅れ、店頭に出たのは9月中旬。料亭やホテルの需要とも重なり、同じくらいの量で税込み5万8千円をつけた。
 気温が低くなるにつれ、長野県産や山口県産も加わる。国産は例年、10月末まで並ぶ。中国や米国などの外国産もあり、価格は国産の10分の1ほどだという。(山下裕志)
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