0001岩海苔ジョニー ★
2017/08/26(土) 07:01:03.67ID:CAP_USER9Hapiforkを開発したのは、フィットネステクノロジー・スタートアップのHapiLabs。Hapiforkは、見た目は少し大きめだが普通のフォークに見える。普通のフォークと異なるのは、スマートフォンアプリと連動し、ユーザーの食事スピードを計測できることだ。食事スピードが速い場合、警告を発する。
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Hapiforkで計測したデータは、スマホアプリかウェブサイトのダッシュボードで確認が可能だ。データは時系列で見ることができ、食事スピードの改善具合を確認することができる。改善が進めばスコアが上がり、コミュニティー内の他のユーザーとスコアポイントを競い合うこともできる。
HapiLabsはもともと医療用にHapiforkを開発したが、より多くの人々に利用してもらうため、クラウドファンディングサイトの米Kickstarterで資金調達を行い、プロダクト化することに成功した。
HapiLabsは、ゆっくり食べるメリットを以下のように説明している。
「まず体重増加を防ぐことができる。通常、満腹感を得るのに20分ほどかかるといわれており、Hapiforkでゆっくり食べることで、より少ない食事で満腹感を得ることが可能になる。また、消化器系への負担を軽減できることもメリットだ。ゆっくり食べることで、そしゃくを促進するからだ。」(同社)
Hapiforkの登場は、今後フォークだけでなくさまざまなものがネットワーク化/IoT化される可能性を示すものだ。
実際、ゴミ箱やコップなど、ここまでIoT化するのかと驚くプロダクトが開発されている。
「GeniCan」はゴミ箱をIoT化するデバイスで、現在プレオーダーを受けつけている。ゴミ箱に取り付けられたGeniCanは、捨てられる商品のバーコードを読み取り、何が捨てられたかをデータ化することができる。
バーコードがないものは、音声認識機能を使い、声でデータを記録させることができる。捨てるものをデータ化することで、次の買い物で何を買うべきか簡単に把握することができるという。
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あらゆる飲み物をデータ化してくれるカップも開発されている。IoTカップ「Vessyl」のコンセプトは、Hapiforkと似ているかもしれない。1日のうちに何を飲んで、どれくらいのカロリーを摂取したのか専用アプリで確認することができる。定期的に水分を補給しているか、カフェインや糖分を摂取しすぎていないか、など健康増進を目的としてデータを活用できる。
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これらのIoTデバイスは氷山の一角にすぎない。IoTはこれから急速に発展する市場といわれており、今後も思いもよらないモノがIoTデバイスとなって登場する可能性は大いにある。注意深く観察していると面白い発見があるはずだ。