茨城県知事選出口調査2氏が競る
08月27日 20時07分
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20170827/3306891.html

任期満了に伴う茨城県知事選は27日投票が行われ、一部の地域で開票が始まっています。
NHKが投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査によりますと、自民党と公明党が推薦する新人の大井川和彦氏と全国最多の7期目を目指す現職の橋本昌氏の2人が競り合っています。
茨城県知事選挙には、届け出順にいずれも無所属で、7期目を目指す現職の橋本昌氏(71)。
自民党と公明党が推薦する新人で、元IT企業役員の大井川和彦氏(53)。
共産党が推薦する新人で、動物愛護活動に取り組むNPO法人理事長の鶴田真子美氏(52)のあわせて3人が立候補しました。
今回の選挙は、現職としては全国最多の7期目を目指す橋本氏に、自民党と公明党が推薦する大井川氏と共産党が推薦する鶴田氏の新人2人が挑む構図となりました。
NHKは投票日の27日、40の投票所で投票を済ませた有権者4292人を対象に出口調査を行い、このうち78.4%に当たる3363人から回答を得ました。
一方、26日までに有権者のおよそ14%が期日前投票を済ませていて、これらの有権者は調査の対象になっていません。
それによりますと、大井川氏と橋本氏の2人が競り合っています。
調査対象となった人の支持政党を見ますと、自民党が43%、民進党が7%、公明党が3%、共産党が3%などとなっています。
また、特に支持する政党がない、いわゆる無党派層は39%でした。
大井川氏は、自民党の支持層の50%台半ば、公明党の支持層の80%台半ば、無党派層の30%台後半から支持を得ています。
これに対し、橋本氏は自民党の支持層の40%台前半、民進党の支持層のおよそ50%、無党派層の40%台後半から支持を得ています。