自民党神戸市議団の橋本健市議が政務活動費で制作した広報チラシの架空発注疑惑を巡り、実際に印刷を担当したとされる業者の社長が初めてカメラの取材に応じ、「間違いなく印刷をした」と改めて疑惑を否定しました。

　自民党神戸市議団の橋本健議員（３７）は、２０１０年からの５年間に広報チラシ「ハシケン通信」をのべ５０万部以上発行したとして、政務活動費およそ７２０万円を受け取っていますが、領収書を発行していた神戸市の業者が橋本市議に領収書の偽造を依頼され、メールで口裏合わせの依頼を受けていたことも明らかにしました。

　橋本市議は会見で、「印刷業務は兵庫県宍粟市の業者が担っていた」と話していて、２７日、その業者が初めてカメラの取材に応じました。

（Ｑ．印刷業務はしていましたか？）
　「してます。はい」
（Ｑ．口裏合わせはあったのか？）
　「そういう口裏合わせなんて存在しませんので」（宍粟市の印刷会社社長）

　神戸市の業者は、口裏合わせを持ちかけられた際に宍粟市の業者の事を「絶対に裏切らない人」と表現したとされていますが・・・。

　「僕としては逆に言われたほうなので、真意は分かりませんけど」
（Ｑ．印刷の対価以外の金銭のやりとりは？
　「もう全くないです」（宍粟市の印刷会社社長）

　依然として橋本市議本人から語られることなく、疑惑は一層深まるばかりです。（27日17:03）

配信8月27日
TBSニュース
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3140513.html

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