0001ばーど ★
2017/08/28(月) 15:42:59.41ID:CAP_USER9ユニクロは新生児・マタニティー向け商品を投入した(東京・中央)
https://www.nikkei.com/content/pic/20170828/96958A9E93819688E0EA9A88E68DE0EAE2EAE0E2E3E5E2E2E2E2E2E2-DSXMZO2044634028082017I00001-PN1-5.jpg
身長50センチメートルと生まれた直後から着用できる商品を展開(東京・中央)
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「多く要望がある中、これまで欠如していた。満足いく商品ができた」。28日午前、ユニクロ銀座店(東京・中央)。グローバルマーケティング担当の中筋雅彦グループ執行役員は、陳列された新商品の前でこう説明した。
28日に発売したのは、マタニティーウエア4型。おなかへの負担が少ない素材を使ったジーンズ(税別3990円)やサイズ調整が可能なレギンスパンツ(同2990円)、食い込みにくいショーツ(同790円)などで、素材やデザインを工夫して負担感を軽減した。
すでに展開している新生児向けは生まれた直後から着用できる50〜60センチメートルの商品で、肌着やよだれかけを用意している。価格は税別590〜1500円。マタニティ、新生児向けともに200店超で販売する。
「出産時は積極的に情報を取得しに行くタイミング。他商品への波及効果もある」(中筋氏)。グローバルにみればマタニティー関連の市場規模は小さくないが、機能性肌着「ヒートテック」や「エアリズム」などの基幹商品に比べ対象は限定的だ。それでも参入するのは、「人生において出産は大きなイベント」(同)だからだ。
子供のためを思う親は普段に比べ多くの情報を集めようと、能動的に情報を収集する。ユニクロは素材感へのこだわりなど同社が普段から提案する情報への接触も増えるとみる。そこで納得感を得られれば拡大余地のある子供服の購入につながり、さらに大人向け商品への波及も小さくないと読んでのことだ。
国内の子供服市場は西松屋チェーンが先行し消費者の支持を集めてきたが、近年はユニクロと同じカジュアル大手のしまむらが強化に乗り出すなど、競争が激しくなっている。ユニクロはマタニティーと新生児向けへの参入でより消費者に近づき、「丸抱え」作戦で勝ち残りを狙う。
(岩戸寿)
配信2017/8/28 13:15
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ28HZ4_Y7A820C1000000/?dg=1&nf=1