0001岩海苔ジョニー ★
2017/08/29(火) 07:19:41.76ID:CAP_USER9NTTドコモは、情報通信技術(ICT)を使い、特殊なブイで海水温などを自動計測して送信し、漁業関係者が陸にいてもスマートフォンでデータを確認できる商用サービスを9月にスタートさせる。東日本大震災で被災した宮城県東松島市などのノリやカキの養殖漁場に、昨年3月から「ICTブイ」を設置して実証実験を続けていた。
震災復興や水産業の振興に役立ててもらうのが狙いで、全国の漁業協同組合などへ普及を図りたい考え。利用料は月額制で初期費用が別途必要となる見通しだ。
当初は通信機能を備えたノリ養殖漁場向けの浅海型ICTブイ(全長1.3メートル、重さ約60キロ)を提供する。底部のセンサーで、海の水温と塩分濃度を1時間ごとに測定して、データを送信。漁業関係者はスマホの専用アプリで表示される数値データやグラフなどから養殖漁場の状況を確認できる。携帯電話でも数値を閲覧できるようにする。
ノリ養殖関係者によると、2週間ほどの育苗期間は、わずかな水温の変化などが味や品質を左右するため、勘を頼りに1日に何度も漁場に出て作業する必要があった。実証実験に協力した東松島市のノリ漁師、相澤太さんは「(ICTブイのデータで)作業の準備ができるようになり、海へ出て行く手間も補ってくれる」と話している。
実証実験は熊本地震で影響が懸念された九州の有明海のノリ養殖漁場でも昨年10月から復興支援の取り組みとして行われていた。ドコモは「継続できるモデルづくり」(東北支社)に向け、研究機関へのデータ提供のほか、マグロなど他の養殖事業への展開も検討する方針だ。
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