0001みつを ★
2017/08/30(水) 00:28:24.64ID:CAP_USER912年前、栃木県の旧今市市、今の日光市で小学生の女の子が連れ去られ殺害された事件は、10月から東京高等裁判所で2審が始まり、法医学者などが証人として呼ばれる見通しとなりました。有力な物的証拠がない中、1審は捜査段階での自白をもとに無期懲役を言い渡していて、2審の判断が注目されます。
平成17年、栃木県の旧今市市、今の日光市で小学1年生だった吉田有希ちゃん(当時7)が連れ去られ、茨城県の山林で遺体で見つかった事件では、栃木県鹿沼市の勝又拓哉被告(35)が殺人などの罪に問われています。
1審の裁判員裁判では、取り調べを録画した映像が法廷で公開され、被告側は「自白を強要された」として無罪を主張しましたが、宇都宮地方裁判所は、取り調べのときの態度などをもとに自白は信用できると判断し、無期懲役を言い渡しました。
被告側が控訴し、弁護団によりますと10月18日から東京高等裁判所で2審が始まり、12月にかけて法医学者など4人が証人として呼ばれる見通しだということです。
弁護団は29日夜会見を開き、自白の内容は本人の体験に基づくものとは考えられないとする心理学者の鑑定や、遺体などに被告以外の第三者のDNAが付着していたとする専門家の意見書などを新たに提出する方針を示しました。
有力な物的証拠がない中、2審がどう判断するか注目されます。
8月29日 21時19分