>>437 大和は魚雷にも強いが、実はさほど強くない。
ただし一般に戦艦は運河通行のため33メートルの幅しかないのに対し、太平洋限定だった大和は約39メートルもあって防水区画も厳重だっただけだ。
魚雷の威力に対しては、改大和型で飛躍的に強化する構想だった。
今の魚雷は命中せず艦の真下で炸裂するし、対艦ミサイルは貫通力があるため、
大和を再現しただけでは充分な防御力とは言えないんだよ。
最低でも舷側にホイップル・シールド離隔着弾板、艦体を前後方向の曲げ剛性アップが必要。
場合によっては喫水線下をひょうたん型に作りこみ魚雷の威力を逃がす工夫が要るかもしれない。
上部構造も相当変えなくてはならないが、第十雄洋丸事件で4万トン級タンカーでさえ自衛隊総掛かりで1日半もかかったことを思えば、
事故を起こした超大型タンカーを焼却撃沈するには戦艦は不可欠といえる。