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アメリカのマティス国防長官は韓国のソン・ヨンム(宋永武)国防相と会談し、北朝鮮が弾道ミサイルの発射などの挑発行為を続ける中アメリカと韓国が緊密に連携して対応していくことを確認しました。

アメリカのマティス国防長官は30日、韓国のソン・ヨンム国防相と国防総省で会談しました。会談の冒頭、マティス国防長官は「北西太平洋の安全保障上の脅威は深刻さを増している」として北朝鮮が弾道ミサイルの発射など挑発行為を続けていることに懸念を示しました。

そのうえで、「われわれの防衛上の関係はかつてないほど重要で、北朝鮮の攻撃的な行動を鎮静化させるための国際的な努力の礎だ。アメリカとしては韓国が最前線にいることを常に理解し無関心ではない」と述べ、米韓の協力が重要との考えを強調しました。

これに対し韓国のソン・ヨンム国防相は「北朝鮮の核や弾道ミサイルの脅威により世界はわれわれの同盟関係を注視している。この同盟関係を強固にすることによって、北朝鮮の問題が解決に導けることは疑いの余地がない」と述べ、両国が緊密に連携し、北朝鮮への圧力を強めるなど対応していくことを確認しました。

8月31日 5時35分