0001みつを ★
2017/08/31(木) 08:26:35.80ID:CAP_USER9仙台地方裁判所で警察官が切りつけられるなど法廷に刃物が持ち込まれる事件が相次いだことを受けて、最高裁判所は、仙台や大阪など全国4か所の裁判所にX線を使った手荷物検査機などを新たに設置することを決めました。
ことし6月、仙台地方裁判所の法廷で、保釈されていた被告がナイフを持って傍聴席に向かい、警察官2人に切りつけ重傷を負わせる事件が起きたほか、ことし2月には大阪地方裁判所でも保釈中の被告が法廷に包丁を隠して持ち込む事件が起きました。
これを受けて最高裁判所は、X線を使った手荷物検査機とゲート式の金属探知機を仙台、大阪、名古屋、広島の裁判所の庁舎に設置することを決めました。
最高裁判所は、来年度の概算要求に設備の費用や検査を行う警備員の人件費として3億円余りを計上する方針で、仙台と大阪には今年度中に前倒しで設置することも検討するとしています。
手荷物検査機などは、東京や福岡など全国4か所にすでに設置されているほか、そのほかの裁判所には携帯型の金属探知機が配備されていて、最高裁判所は、「裁判の公開」の原則を守りながら法廷での安全確保の取り組みを進めたいとしています。
8月31日 8時16分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170831/K10011119911_1708310044_1708310816_01_02.jpg