茂原、長南、睦沢1市2町で相次いでいた不審火で、千葉県警茂原署特別捜査班は31日、
睦沢町内の空き家に放火したとして、非現住建造物等放火と邸宅侵入の疑いで、
長南町豊原、無職、鶴岡浩二(41)と茂原市綱島、同、椙村宏昭(40)両容疑者を逮捕したと発表した。

特捜班では1市2町で昨年春ごろから今年5月ごろにかけ、空き家や山林火災など十数件を確認しており、
2人が放火を繰り返していたとみて、詳しく調べている。

逮捕容疑は今年4月30日午後10時10分ごろ、睦沢町大谷木の木造平屋建ての空き家(約106平方メートル)に侵入し、
6畳間に放火して建物を全焼させた疑い。火は近くの山林にも延焼し、約20平方メートルを焼いた。

2人は容疑を認め、椙村容疑者は「消防車や消火活動が見たかった」と供述しているという。

特捜班によると、十数件の不審火でこれまでに死者やけが人はいない。2人は椙村容疑者の車で移動し、
夜間から未明にかけ、空き家などを狙って放火を繰り返していたとみられ、
火災現場では椙村容疑者の目撃情報などもあったという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170901-00010001-chibatopi-l12