0032名無しさん@1周年
2017/09/01(金) 20:31:30.84ID:HgFhu13v0容量不足でもはや物理的に廃港不可能
空域がかぶっているのは、事実上関空と神戸の間なので、こればかりはどうにもならん
■■■もはや関西圏に伊丹空港を廃止できるほど空港容量に余裕なし■■■
橋下大阪府知事(当時)による伊丹廃止のスキーム(下記ソース内。なお、両空港民営化時点で御本人は廃港論自体を撤回済み)
http://i.imgur.com/cLpaw1w.gif
当時、以下の見通しを根拠に『伊丹を廃港しても、関空と神戸空港で将来の航空需要に対応可能』であるとしていた。
●橋下氏が憂慮していた悲惨過ぎる2009年実績
(関空が半官半民経営でジリ貧だった時代)
伊丹・関空合計 23.2万回
├伊丹 12.6万回(すべて国内線)
└関空 10.6万回
├国内線 3.4万回
└国際線 7.2万回
神戸 2.0万回
●上記2009年当時に橋下氏が試算した2035年へ向けた減便&集約計画
(伊丹を廃止して関空に集約した場合の2009年からの推移予測)
関空合計 22.6万回
│ (※0.6万回減。これで23万回/年の関空能力に集約可能と橋下氏結論)
├関空国内線(伊丹から移行分) 6.6万回
│ (※伊丹・関空重複路線分 0.7万回減)
│ (※九州新幹線開通により 0.7万回減)
│ (※中央リニア開通により 3.8万回減)
│ (※関空でなく神戸への移行分 0.7万回減)
├関空国内線(集約前からの分) 3.4万回
│ (※2009年の実績を維持)
└関空国際線 12.6万回
(※2009年より+75%相当の5.4万回増)
神戸 2.0万回
(※九州新幹線や中央リニア開通により 0.7万回減)
(※伊丹から移行してきた路線分 0.7万回増)
(※上記を合計して増減なし、
神戸の2万回/年の容量制約には対応可と橋下氏)
●民営化で復活を遂げた2016年時点の実績
(関西エアポート社の手腕で23万回/年の関空容量制約に収まらないほどまでに成長)
伊丹・関空合計 31.6万回
├伊丹 13.9万回 ←橋下氏予測では九州新幹線開通で打撃を受けるはずであったが、実績は+1.3万回
└関空 17.7万回 ←LCCの成長で+7.1万回。関空容量の余力はあと5万回/年程度に
├国内線 4.8万回 ←伊丹からの移転なし(=関空の自己努力のみ)で既に+1.4万回
└国際線 12.9万回 ←橋下氏が伊丹廃港論で目論んだ値すら(伊丹廃止の援護なしに)達成し+5.7万回
神戸空港 2.0万回