高齢化社会の交通手段確保…自動運転の実験開始
読売新聞：2017年09月02日 21時00分
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自動運転で走る実験車両（２日、栃木県栃木市で）

　中山間地域の新たな交通手段として、国土交通省が２０２０年までに実用化を目指している自動運転サービスの実証実験が２日、栃木県栃木市西方町の道の駅「にしかた」で始まった。

　高齢化が進み中山間地域での買い物や通院など交通手段の確保が課題となる中、同省は道の駅など全国１３か所で今年度から技術的な実証実験を行う。

　この日は、石井国交相らが全地球測位システム（ＧＰＳ）などで位置を特定しながら自動運転する実験車両に乗り込み、道の駅から周辺道路の往復約２００メートルを走行した。
実験は９日まで行われ、３日は往復約２キロのルートに停留所や障害物なども設置する。