産経ニュース、2017.9.3 19:43更新
http://www.sankei.com/politics/news/170903/plt1709030069-n1.html

 小野寺五典防衛相は3日、防衛省で北朝鮮による核実験を受けて報道各社への取材に応じた。核実験に関してこの日3回目となる記者団とのやり取りの全文は次の通り。

 −−2回目の国家安全保障会議(NSC)で安倍晋三首相からは

 「これは今回の核実験に関しての情報分析をしっかりするということと、警戒監視をしっかりするように、というお話がありましたし、特に日米、日韓等で綿密に関係を構築しながら対応していただきたい、という話もあった」

 −−今日、明日(行われる予定の)電話会談は

 「今、さまざま調整はしている」

 −−今回の核実験の威力について

 「今回の核実験の実際の内容については分析中だが、そのうえで申し上げれば、通常、私ども、どのぐらいの(爆発規模の)核実験による震度が観測されたかという基準値は、包括的核実験禁止条約機関、CTBTOのデータを使っている。今回、CTBTOの事務局があくまでも初期値という形の分析で発表したマグニチュードは5・8ということになる。