柏市内で国の基準を超える空間放射線量が測定された問題で、千葉県教委は1日、新たに松戸市の県立小金高校の敷地内で国の除染基準(地上1メートルで毎時0・23マイクロシーベルト)を超える放射線量が検出されたと発表した。

 同校サッカー場を囲むネットの裏手の土で毎時0・24マイクロシーベルトを計測。周辺を立ち入り禁止とし、土は特殊な袋やシートで覆った上で敷地内に埋めるという。

 柏市内での測定結果を受け、松戸市や流山市の県立学校など23施設の敷地を緊急点検していた。先行点検した柏市内では県立学校5校6地点で基準値を超え、このうち柏高校と柏南高校は除染を終えている。

配信2017年9月2日 05:00
千葉日報
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/435031