渋谷区富ヶ谷の安倍晋三邸。
8月に入ってから、夜10時ごろ、たびたび謎のワンボックスカーが訪れている。
母・洋子と昭恵夫人が出迎える男女は、安倍の友人ではない。
「持病の潰瘍性大腸炎が悪化しており、医師と看護師が来ているんです。
体調不安説を打ち消さねばならないので、主治医のいる慶應病院には行こうにも行くことができない」(政治部記者)

公邸の宿泊が減り、休日は六本木のホテル「グランドハイアット東京」のフィットネスクラブに向かうことが増えた。
「このクラブもかつては随行取材もできたが、今は総理が来るときは立ち入り禁止。
特別室で治療を受けているようです」
持病治療のための新薬「アサコール」の効き目はよくなく、ステロイド剤を打っているが、その影響で顔色はどす黒い。
「化粧は1日2回していたのですが、最近ではさらに濃くして、見た目の悪さを誤魔化している。
だがステロイド剤は症状を一時的に和らげるだけだ」(自民党関係者)
昭恵夫人は7月上旬、親友にこう漏らしている。
「これ以上、体調が悪くなるようなら私が辞めさせる」
(週刊現代 2017年09月09日号)より