熊本県は3日、天草市沖の八代海で、有害プランクトン「シャットネラ」の影響で養殖ブリ約3000匹が死ぬ赤潮被害が発生したとして、農林水産部長を本部長とする危機管理対策本部を設置したと発表した。

県内で赤潮被害が確認されたのは今年初めて。

県水産振興課によると、3日午前にブリが死んでいるのが確認された。同対策本部は、被害情報の収集や監視体制を強化し、漁業者に対して餌止めなどの対策を行うように呼びかけている。

県内の八代海では、8月16日から、赤潮警報が発令されている。

2017年09月04日 10時01分
YOMIURI ONLINE
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