http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170904/k10011126321000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004

夏休み明けで新学期を迎えたばかりの中学生と高校生が、4日朝、都内で相次いで死亡していたことが分かり、警視庁は自殺を図った可能性があると見て調べています。

警視庁によりますと、4日午前6時前、東京・墨田区のマンションの駐車場で、このマンションに住む中学3年の女子生徒が倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。

現場の状況などから、女子生徒は14階の自宅のベランダからみずから飛び降りたと見られ、女子生徒の部屋には自殺をほのめかすメモが置いてあったほか、家族の話では今月1日が始業式で、夏休みの宿題が終わっていなかったことを悩んでいた可能性があるということです。

また、4日午前7時すぎ、東京・江戸川区の公衆トイレで、近くに住む高校3年の男子生徒が首をつった状態で死亡しているのを清掃員の男性が見つけたということです。

遺書は見つかっていませんが、進路についての悩みを親に相談していたということです。

2人とも夏休み明けで新学期を迎えたばかりだったということで、警視庁はいずれも自殺を図ったと見て調べています。
警視庁によりますと、都内では、先月末にも中学生や高校生の死亡が相次ぎ、現場の状況などからいずれも自殺と見られるということです。

9月4日 15時15分