0001みつを ★
2017/09/05(火) 05:55:43.85ID:CAP_USER9原発事故の影響で福島県楢葉町におよそ4年半にわたって出されていた避難指示が解除されて5日で2年です。復興は少しずつ進んでいますが、町に戻ってきた住民の数は全人口の4分の1以下にとどまっていて、原発事故で失われた生活環境の回復が課題になっています。
福島県楢葉町は6年前の原発事故のあと、ほぼ全域に避難指示が出され、指示が解除されたのは4年半近くがたったおととし9月5日でした。その後、町内には診療所が設置され、こども園や小中学校も再開、震災で自宅を失った住民のための災害公営住宅も整備され、避難先から戻る住民も増えましたが、ことし7月末の時点で町内に住んでいる住民は復興事業に関連して移住してきた人を含めても1784人と、全人口の24%にとどまっています。
町の人口の4分の3はいまだ町外に避難している状態で、住民からは買い物ができる場所や介護サービスを受けられる施設がないなどの不便のほか、防犯面の不安を訴える声が上がるなど、原発事故で失われた生活環境の回復が課題になっています。
町では来年春のオープンを目指して大型商業施設を整備するなど対策に取り組み住民の帰還を進めたい考えです。
9月5日 5時49分