鳴門市の新たな農産物ブランド「コウノトリおもてなし」の認証を受けたレンコンの第1便が2日朝、松茂町の徳島阿波おどり空港から、東京・築地市場に向けて出発した。

空港内の日本通運徳島航空支店で出発式があり、JA徳島北の美崎健二組合長は「安心安全、甘くておいしい、白くてシャキシャキしたレンコンを宣伝したい」とあいさつ。コウノトリのロゴがあしらわれた専用の箱に入ったレンコン計54キロが、羽田行きの日本航空便に積み込まれた。この便の搭乗客には、JA徳島北女性部が手がけた菓子「れんこんチップス」が配られた。

「コウノトリおもてなし」では、減農薬や餌場のための魚道整備など、コウノトリが住みよい環境づくりに取り組む農家の農産物を認証する。市は今後、レンコン以外の作物にも広げる方針だという。(中村律)

JA徳島北女性部が手がけた菓子「れんこんチップス」
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専用箱に入ったレンコンを日通の担当者に渡すJA徳島北の美崎健二組合長(右)=松茂町の徳島阿波おどり空港
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JA徳島北の「れんこんチップス」が搭乗者に配られた
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配信 2017年9月4日03時00分
朝日新聞デジタル
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