>>44
インフレ率2%程度だと消費にそこまで悪影響ないという想定がある
海外でもインタゲを導入している国は多いがその目標値がおおむね2%近傍というのは
そういう経験則でもある

アベノミクスでも消費税増税前には1.5%程度まで来ていたが
増税によって一気にインフレ率が3%を超えてしまい、その後景気回復は頓挫した
リフレによるインフレ率3%ならまだ良かったが増税分だと企業の懐には入らないので

その後の推移をみるとGDP家計消費の名目では10兆円ほど増えている
実質では大雑把に横這いというところ

物価はリフレ前より4%近く上がっているので(リフレ分で2%ほど)
インフレしたが実質消費は(それほど)落ちてない、名目消費は増えている、ということになる
ということは企業の収益は改善しているはずで、これが賃金や設備投資を増やす原資になっていく

というようなプロセスを経て、マイルドなインフレは景気を改善していく、というのがリフレの想定