道の駅「海の京都 宮津」(京都府宮津市浜町)の無料駐車場で、
長期間にわたって車中泊する利用者が問題になっている。

56台分の約1割が占められた時期もあったといい、
頭を痛めた宮津市は7月、マナーを守るよう求める貼り紙をして対策を取った。
一般の利用者が増える秋の行楽シーズンを前に、市は「行き過ぎた車中泊は控えて」と呼び掛けている。

同道の駅は、天橋立を望む海沿いの市街地にあり、観光案内所と休憩施設、
24時間利用できる平面駐車場を備えた「市観光交流センター」として2015年7月にオープン。
市は街歩きの拠点として活用してもらおうと、観光客らに対して駐車場に車を止め、
城下町の散策や天橋立へのサイクリングを勧めている。

一方、昨春頃から、半月から1か月にわたって駐車を続けるケースが目立つように。
キャンピングカーやワゴン車が多く、中にはトイレのトイレットペーパーを盗んだり、
屋外の電源を勝手に使ったりする悪質な例があったという。

このため、市は一般利用者に迷惑がかかるとして、
トイレ付近や地場産品直売所に「長期滞在の車中泊はご遠慮願います」と貼り紙をした。
市観光定住課は「マナーを守って利用してほしい」としている。

写真:長期の車中泊をしないように呼びかける貼り紙
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20170905/20170905-OYT1I50037-L.jpg

以下ソース:YOMIURI ONLINE 2017年09月06日 07時26分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170905-OYT1T50110.html