松浦市沖の伊万里湾で発生した赤潮について、同市は4日、8月末現在の被害状況をまとめた。
養殖魚約51万9千匹が死に、被害額は約5億4千万円にのぼるという。

死んだ魚のうち、高級魚とされるトラフグが約43万9千匹で85%を占めた。
ほかにマグロが3839匹、ハマチ2万9千匹、ヒラス2万1千匹、カンパチ1万3500匹、マダイ1万匹、シマアジ3千匹。

市は、8日開会の市議会に提出する補正予算案に、赤潮被害対策事業として約1億1900万円を計上。
別途、市の予備費約1300万円も使って、養殖業者の代替魚購入費や、
死んだ魚の処理費、プランクトン対策の薬剤購入費を新松浦漁協を通して補助する。

以下ソース:朝日新聞 2017年9月6日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASK954TNBK95TOLB00H.html