商店街の街路灯をLED(発光ダイオード)に変更する工事費を約2倍に水増しをして申請し、
1900万円近い補助金を不正に受け取ったとして、新潟県警新潟署などは5日、
商店街振興組合の元事務局長で新潟市西区五十嵐西の無職、渡辺磐松容疑者(78)と
長岡市下条町の会社員、西堀勉容疑者(62)を詐欺の疑いで逮捕した。

逮捕容疑は、渡辺容疑者は街路灯の工事を請け負った会社の社長だった西堀容疑者と共謀し、
平成25年10月から26年4月にかけ、実際には約1026万円だった工事費の2倍に当たる金額に水増しし、
補助金を申請したとしている。

同署によると、申請先は全国商店街振興組合連合会(東京都中央区)と新潟市の中央区役所で、
合わせて約1890万円の補助金を受け取っていた。
2人は容疑を認めているという。

渡辺容疑者は14年から27年5月まで同市中央区の商店街振興組合の事務局長を務めていた。
後任者らが補助金の処理などに不審な点があることに気付き、同市の調査などで水増し申請が発覚、
昨年7月に告訴していた。

以下ソース:産経ニュース 2017.9.6 11:39
http://www.sankei.com/affairs/news/170906/afr1709060017-n1.html