不適切な安全対策で業者指名停止

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya/3003699001.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

愛知県春日井市が発注した道路の舗装工事の現場で、歩行者や小型バイクに乗った人が
相次いで現場に入ってけがをし、市は安全管理が不適切だったとして
工事の受注業者を2か月間の指名停止にしました。

指名停止の措置を受けたのは春日井市の「東出建設」です。
春日井市によりますと、8月24日、この業者が市から受注した春日井市藤山台の
道路の舗装工事現場で、午前10時ころ、70歳の歩行者の女性が道路を横切ろうとして、
段差につまづいて転倒し、頭に軽いけがをしました。

その約30分後には69歳の女性が小型バイクで現場を走行し、段差に乗り上げて転倒して、
膝の骨を折る大けがをし、現在も入院しているということです。

市によりますと、現場では当時、9人が作業にあたり、7人のガードマンが配置されていましたが、
工事の作業区間は100メートル余りに及び、通行人を安全に誘導していなかったということです。

市は安全管理が不適切だったとして、業者を7日から2か月間の指名停止にし、
入札に参加する業者に安全対策の徹底を呼びかけています。

09/06 19:05