徳島県神山町で特産品のスダチの陰干しが最盛期を迎えている。

 農家の上野芳則さん(60)宅では、広さ20畳の軒下一面に、収穫したばかりのスダチ約350キロが広げられていた。

 ここ3年は豊作が続いたが、今年は暖冬などの影響で昨年と比べ約6割の収穫量という。年間を通じて需要のあるスダチは、4日間ほど「予措(よそ)」と呼ばれる陰干しで水分を飛ばし、実を傷みにくくしたあと、冷蔵庫で保管する。10月から来年3月にかけて、関東や関西方面などに出荷される。(遠藤真梨)

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