野球部練習中、目に打球…眼球破裂の元マネジャーと和解方針 滋賀県
2017.9.7 11:03

滋賀県立北大津高校(大津市)の硬式野球部の練習中、マネジャーの元生徒が打球の直撃を受けて
眼球破裂の大けがを負う事故があり、元生徒が損害賠償を求めた大津簡裁の民事調停で、
滋賀県側が4100万円を支払う条件で和解する方針を固めたことが7日、分かった。

県教委によると、事故は平成23年11月に発生。
バッティング練習中に打球がバックネットを突き破り、ネット裏にいた元生徒に直撃、右目の眼球が破裂した。
元生徒は手術を受けたが、視力は0・01にまで低下したという。

元生徒は26年、県に損害賠償を求める調停を大津簡裁に申し立てた。
簡裁は今年7月、県が元生徒に4100万円を支払うなどとする調停案を提示。
県側はこの調停案に合意する方針で、近く県議会に関連議案を提出する。

県は安全管理の不備を認めており、事故後、県立学校の設備の管理に問題がないか点検を行っている。

産経ニュース
http://www.sankei.com/west/news/170907/wst1709070043-n1.html