0001ばーど ★
2017/09/08(金) 13:58:06.28ID:CAP_USER9課税漏れが分かったのは宇佐神宮に隣接する「呉橋駐車場」(120台収容)。1970年に市が神宮から土地を無償で借りて整備した。関係者によると、神宮側は47年間、市に固定資産税を納めたことはないという。年間の駐車場収入は約900万円で、全額が市観光協会の運営費に充てられている。
地方税法は固定資産税について、宗教法人の土地・建物が「専らその本来の用に供する」場合は非課税と規定。駐車場の場合、無料であれば参拝客への便宜供与として非課税になるが、一般からも料金を徴収する有料駐車場は非課税として配慮すべき土地利用とはみなせず「課税対象になるとみられる」(総務省固定資産税課)という。
昨年2月、神社本庁(東京)から就任した小野崇之宮司が神宮の財務内容などを精査中に気付いた。神宮側は昨冬、市観光協会と分担額などの協議を開始。来年度からの納付に向け土地測量などの準備を進めている。市は西日本新聞の取材に「個別の税の案件については個人情報なので答えられない」としている。
固定資産税に詳しい東北大の渋谷雅弘教授(租税法)は「市は5年さかのぼって徴収できるのかを含めて検討する必要がある」と指摘する。
配信 2017年09月08日 06時00分
西日本新聞
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/356922/