2017/9/8

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 白老のアイヌ民族博物館は6日、白老川河口で秋サケの豊漁を祈る伝統儀礼「ペッカムイノミ」を執り行った。河口に設けられた祭壇には、水揚げされた新鮮なサケが供えられ、出席した職員らが神々に祈りをささげた。

 アイヌ民族にとってサケは越冬するために重要な食料として活用されており、サケが遡上(そじょう)する9月に行われる伝統儀礼が行われている。儀礼の名称の「ペッ」がサケ、カムイノミは神を表したもので、サケは神の魚を意味する「カムイチェプ」とも呼ばれている。

 この日は、同博物館で火の神に祈りをささげるカムイノミが行われ、その後河口に移動。船着き場の神や河口の神、水源の神などヌサ5神を祭る祭壇にサケを供え、厳かな雰囲気の中、伝統的な作法でサケの豊漁と神々への感謝を祈った。

 再び博物館に戻って、火の神にサケの身をささげる儀礼も行った。

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