0001みつを ★
2017/09/08(金) 19:45:14.25ID:CAP_USER9先月、大分空港に緊急着陸し、その後、駐機場で整備が続けられていたアメリカ軍の輸送機オスプレイが、着陸から11日目の8日午前、大分空港を離陸して山口県の岩国基地に着陸しました。防衛局によりますと、いつ岩国基地を離れるのかなどは把握していないということです。
先月29日、アメリカ軍の輸送機オスプレイ1機が山口県の岩国基地から沖縄県のアメリカ軍普天間基地に向かう途中、機体のトラブルを理由に大分空港に緊急着陸しました。けが人はいませんでしたが、その後、エンジンの交換が必要なことが分かり、駐機場に止まったまま整備が続けられてきました。
着陸から11日目の8日もアメリカ軍の関係者が整備にあたっていましたが、午前10時半すぎオスプレイは駐機場から滑走路に出て離陸しました。機体は、およそ20分後の午前11時前に岩国基地に着陸するのがNHKのカメラで確認されました。
中国四国防衛局によりますと、今後、沖縄のアメリカ軍基地に戻るための調整を行うということですが、いつ岩国基地を離れるのかなどは把握していないということです。
オスプレイの着陸を受けて地元の岩国市は、防衛局に対し機体の整備や安全点検の徹底のほか、市街地の上空を飛行しないことなどをアメリカ軍に要請するよう求めました。
防衛相 米に安全飛行を要求
小野寺防衛大臣は、閣議のあと記者団に対し、「飛行するにあたって、操作の状況を確認し、安全を確保して岩国基地に向かったということだが、心配する人も多いので、飛行の安全には万全を期すよう、これからもアメリカ側には求めていきたい」と述べました。
また、小野寺大臣は、このオスプレイが沖縄のアメリカ軍普天間基地に戻るかどうかについて、「岩国基地でもう1度しっかり点検し安全が確保された上で、普天間基地に行くのではないかと推察するが、そこまでの詳しい説明は受けていない」と述べました。
岩国に着いたオスプレイは…
岩国基地に着陸したオスプレイは、駐機場に移動しました。NHKのカメラの映像では、アメリカ軍の関係者が、翼の上にのぼってエンジンの周辺をチェックする様子が確認できました。中国四国防衛局は「軍用機の飛行は安全の確保が大前提で、周辺の住民に不安を与えることが無いよう引き続き航空機の安全管理に万全を期すようアメリカ側に求める」としています。
住民からは安どと不安の声
大分空港に臨む高台で離陸の様子を見守ったという別府市の70歳の男性は「事故もなく飛んでくれたのでよかったです。今後はより安全に飛行してほしいです」と話していました。
また、豊後高田市から訪れた50代の女性は「あまりにも事故が多い機体なので、これからも日本の上空を飛び続けることにはとても不安を感じます」と話していました。
9月8日 18時14分