登山中に川を渡っていて転倒、その後死亡
2017/09/08 18:15 現在
http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=16017

 7日、北アルプスの黒部源流付近を登山中に川を渡っていて転倒した栃木県の70歳の女性が自力で山荘までたどり着きましたが体調を崩し、その後死亡しました。

死亡したのは、栃木県壬生町の無職、梅沢トキ子さん(70)です。

富山南警察署によりますと梅沢さんは7日午前9時40分ごろ、夫と2人で雲ノ平山荘から三俣山荘に向かう途中、標高およそ2400メートルの黒部源流付近で川を渡っていたところ流れに足を取られて転倒し川に首のあたりまでつかりました。

梅沢さんは自力で川を渡り、7日正午ごろに夫とともに三俣山荘に到着しましたが、体温が下がるなどしました。

登山者として山荘に来ていた医師の診察を受けましたが、その後容体が悪化し、7日午後3時ごろ、医師が死亡を確認しました。

梅沢さんの遺体は8日県消防防災ヘリで運ばれました。

警察によりますと梅沢さんは肺に水が入ったことが原因で死亡したのではないかということです。