埼玉県秩父市の冨田俊和市議(70)=無所属=が、市議全員が出席した勉強会で、「いい女を求めるならば、金を稼がないと」などと女性蔑視とも受け取られる発言をしていたことが市議らへの取材でわかった。

 市議会では全5会派の代表者が話し合い、所属会派の会長が冨田氏に厳重注意した。

 会合は、8月7日に市議22人全員が参加して市庁舎内の委員会室で開かれた「議員クラブ研修会」。秩父地域の活性化を目指す産官学などの団体で構成された「FIND Chichibu(ファインドチチブ)」の会員らを招いて意見交換をした。

 関係者によると、冨田氏は意見交換で、「一つの流れの中にいるんじゃなくて、いい女を求めるなら金を稼がないと。負けずに行くのなら発奮してほしい」などと話したという。

 研修会の後、発言を問題視する意見が市議の間から出たため協議のうえ、冨田氏の所属会派「サンライズ秩父」の新井重一郎会長が今月5日、「議員として過激すぎる発言だった」として、冨田氏に厳重注意した。

 冨田氏は読売新聞の取材に対し、「ファインドチチブの人たちを啓発するつもりで言ったが、今の時代、女性蔑視と受け止められても仕方ない。軽率だったかもしれない」と話している。

http://yomiuri.co.jp/national/20170908-OYT1T50150.html
★1)9月9日(土)15:35:18.56
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