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2017/09/10(日) 08:36:46.38ID:CAP_USER9【9月9日 時事通信社】大地震に見舞われたメキシコ南部の被災地では8日深夜(日本時間9日午後)、発生から24時間が経過し、がれきに埋もれたままの生存者の捜索を救助当局が急いでいる。地震発生から72時間が、被災者の生存率が大きく下がる目安とされる。しかし、行方不明者数など被害の全体像はまだはっきりしない。
AFP通信によると、地震の死者は少なくとも61人に上っている。メキシコ南部には8日、ハリケーン「カティア」が上陸。9日には熱帯低気圧に勢力を弱めたが、米国立ハリケーン・センター(NHC)は「特に山沿いの地域での鉄砲水、地滑り」に警戒を呼び掛けている。
さらに8日は一日を通じて余震が続いた。メキシコ当局は、再び強い揺れが襲う恐れもあると避難者たちに警告。雨で緩んだ地盤を余震が襲えば、大規模な二次災害が懸念される。
大きな被害があった南部オアハカ州の都市フチタンでは、ペニャニエト大統領も被災地入りした。「フチタンの最優先課題は水と食料の確保だ。被災者は医療も必要だ」と課題を列挙した。当局によると、7日深夜の地震発生から24時間で確認できた負傷者は全土で約200人だ。
被害は隣国にも拡大しており、英BBC放送によると、グアテマラのモラレス大統領は8日、国内に死者がいることを確認した。やはり被災地入りするとともに、人道支援を指示した。
南米コロンビアを訪問中のフランシスコ・ローマ法王は8日、中部ビジャビセンシオでミサを実施。「命を落とした人々、残された遺族のために」と呼び掛け、メキシコ地震の被災者たちに祈りをささげた。(c)時事通信社
2017年9月9日 23:00 発信地:コロンビア