11日未明、広島県呉市で、海上自衛隊の輸送艦の28歳の乗組員が、
酒を飲んで小型バイクを運転してトラックと衝突事故を起こしたとして、
酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、海上自衛隊呉基地を母港とする輸送艦「おおすみ」の乗組員で、
海士長の三浦一将容疑者(28)です。

警察の調べによりますと、三浦海士長は11日午前1時45分ごろ、
小型バイクで呉市内の道路を走っていてセンターラインをはみ出し、
対向してきたトラックと衝突して軽いけがをしたということです。
トラックの運転手にけがはありませんでした。

警察が調べたところ、三浦海士長から基準を超える濃度のアルコールが検出されたことから、
酒気帯び運転の疑いでその場で逮捕されました。

調べに対し三浦海士長は
「酒を飲んで運転したことに間違いありません」と容疑を認めているということです。

輸送艦「おおすみ」の艦長、斎藤貴2等海佐は
「本艦乗員が逮捕されたことは誠に遺憾だ。
 また今回の事故で相手の方に迷惑をかけて誠に申し訳ございません。
 今後、警察の捜査に協力するとともに、厳正かつ適切に対応してまいります」とコメントしています。

以下ソース:NHK 9月11日 11時57分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170911/k10011134801000.html