東京商工リサーチが8日発表した8月の企業倒産件数(負債額1000万円以上)
は、前年同月比11.9%減の639件で、2カ月ぶりに減少した。
人手不足を背景にサービス業や運輸業は増加したが、製造業などが引き続き減少した。
負債総額は26.7%減の923億7500万円。負債100億円以上の大型倒産は
なく、2カ月連続で前年同月を下回った。

 倒産件数は全10業種のうち7業種で減った。ただ、人手不足が懸念される
業種では、サービス業が飲食を中心に7.2%増と6カ月連続で増え、運輸業も
35.7%増と5カ月ぶりに増加した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017090800908&;g=eco